食堂、時々日々のあれこれ・・・・・
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あさごはんはちょっとそこまで
 


パリに行ったら、朝ごはんをcafeで食べてみたい!!!

それは行く前から、初めての外国に、いろいろと妄想を膨らませていた私の願いった。
(願いなんて大げさなくらいに、パリにはそこかしこにcafeがあったのだけれど・・・・・)

最初に泊まっていた、サンジェルマンのアパルトマンの近くには
FLOREという、有名なCafeがあって、到着した次の日の朝ごはんは、さっそくそこで食べた。

クロワッサン2個
クロックムッシュ
サラダ(フロール風)
カプチーノ2杯

以上を2人でシェア・・・・・・・・が、しかし、調子に乗って頼みすぎた。
クロワッサンはすごくでかいし、サラダなんて3人分くらいあるんじゃないかというくらいのボリューム
それにつけて、クロックムッシュまで頼んじゃって、朝から散財さんざ〜い!!!
というか、ここは日本ではないのだから、これくらいの量がくることくらい予想できただろうに・・・・
大人二人は舞い上がりすぎました。パリに来たといううれしさに・・・・・・笑
この日のご飯は、朝と夜の2食ですんだから、何気に節約???んなわけないか・・・・・

そして、なんとなんと、次の日は、おごりで朝FLORE!!!きゃーまたしても!!!

カプチーノ
絞りたてオレンジジュース
クロワッサン
ハムとチーズのオムレツ

あいやー、昨日の教訓なんてまったくナシ・・・・・というか、この日はご馳走してくださった方が
ぺらぺらぺら〜っと注文してくださったのだった。
あっ。。いや、そんなには食べられないかも・・・・・でもありがたいです。←心の声
食べられないことはやっぱり無く、この日も朝からモリモリ食べた・・・・・やっぱり

絞りたてオレンジジュースの濃いこと!!!もー本当に美味しい・・・・・
ジュースのために生まれた果実のような味だった。
オムレツだって、外はぷっくり可愛くて、一度ナイフで切れ目を入れれば、とろりと中身がこぼれる
ハムとチーズ・・・・・・シンプルにして最高の組み合わせ。
そして、なにより、クロワッサンの美味しさに絶句・・・・・・フランスにて、一番最初の衝撃だった。
日本では絶対に食べられない秀逸感・・・・・・


そして
もう1件、パリで心に残るCafeがある
最後の1週間泊まっていた、サントノレのアパルトマンから、歩いて1分くらいのところにある
velretというコーヒー屋さん兼cafe

クウネルの“パリのすみっこから”に載っていたお店で、行ってみたいなぁ〜と思っていたら
偶然にも近所だったので、朝を食べに行ってみた。

ケニヤの豆で入れたエスプレッソとクロックムッシュ
やっと学んだのか、この日はシンプルな朝ごはん。

エスプレッソは、酸味が強めの個性的な味わい、香りがよかった。
そして、何より二人して“美味しくて癖になる味”と絶賛だったのが
この、クロックムッシュ!!!
ものすごくカリッカリにトーストされたパンに、シンプルにハムチーズをサンド
ただそれだけなんだけれど、もう病みつきな味・・・・・・
きっと、ものすごいバターを使ってトーストしているのであろう・・・という味・・・・魔の味だ。

それでも、やっぱり美味しいので、本当は滞在中にもう一回行きたかったのだけれど
結局、あれやこれやと予定があっていけずじまい・・・・
けれど、最後の最後に、オリジナルブレンドのコーヒー豆だけは購入したので
日本に帰ってきてからも、少しずつ飲んでは、向こうでの日々を思い出している。

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なんちゃって、パリ生活



今日は、ことばのポットラックを聴きに行った。

11日、地震が起きた時、それぞれがそれぞれの時間をすごし
それぞれに違う状況で被災し、この2週間ほど、たくさんの思いを抱えながら過ごされた
詩人・俳人・作家・音楽家の方々の言葉

強く、暖かで、人の営みを感じる
口から音となって広がる言葉は、いつのまにか空間いっぱいになっていた。


話の中に、日本は本当に便利で・・・・・という言葉が良く出てきた。

今までの私ならば、“日本は”というところにあまりぴんと来なかったかもしれない
けれど、今回のパリを経験したので、この言葉がすぐにピン!ときた。

東京には、いつでも何でもすぐに手に届くところにあって
電気もあふれていて、本当に不自由がない。

先日まで行っていたパリでは、夜になればぼんやりとした明かりはそこここに灯るものの
東京のような、ネオン輝く町の景色は無かったし
アパルトマンにあるのも、すべて間接照明のみで
日本のような蛍光灯など存在しなかった。。。
(もちろん、私はパリの生活のすべてを体感したわけではないから
ここに書いたことが真実ではないのかもしれないけれど・・・・・)
日曜日にはほとんどのお店が休みだった

この、日曜日にみんなが休んでいる、という感じがものすごく印象的で良かった。

日本なら、こんなまさに儲かる日に街全体が休むなんて!!
という声がそこかしこから聞こえてきそうだけれど
休日というのは、そもそもみんながお休みする日なのだから、町がシーンと静かになって
“みんなが休んでいます”という空気をかもし出してくれているほうが良い

休みだって言っても
ラスパイユのBIOマルシェは毎週日曜の朝に行われているから
私たちは、朝少し早起きして、のんびり散歩がてら左岸に渡り
休日も営業していたメゾンカイザーで朝ごはんを食べて
のんびりと、ラスパイユ通りへ向かって歩みを進める。

必要な食材を買い込んで
珍しい調味料を物色して
できないフランス語と英語を駆使して、威勢のいい八百屋のねえさんとやり取りをして
ときどき、美味しいにおいに誘われて焼きたてのポテトガレットをハフハフ頬張る
最後に、帰り道酒屋によってランチ用の白ワインを買ったなら
幸せな休日の始まりなのだ。

アパルトマンに戻って
二人でマイペースにランチの準備をして
ゆっくりゆっくり、時間をかけて食事とお酒を楽しむ



この日のランチは、きのこペーストのパスタ!!ハーブどっさり!!!
リーフたっぷりサラダ
ワインは、ミネラリーなアルザスのBIO白ワイン。



ぷふーっとランチで満足した後も
チーズと生ハムをつまみながら、ワインをとろとろと飲む。
手紙を書いたり、ボケーっと窓の外の空を眺めたり
思い思い自由な時間をすごしながら、ただただダラダラと飲んで食べて・・・・・・

もーう、この日曜日の過ごし方が夢のようで
絶対に日本では味わえない、味わったことのない至福の感覚だったなぁ〜
(遠い目でアンニュイな口ぶりで言う私・・・・)

この時間がすごく幸せで、ほかには何にもいらな〜いなんて思うくらい
すごく至福の日曜日だった。

町が静かだから、心もグデンと力が抜けて
完全なる休日モードな私たちだったから、気が向いたら昼寝したりして
本当にグータラ女っていう感じだった。


けれど、本当に幸せな瞬間てこういう当たり前の時間に心から幸せを感じる時なのかも・・・・

ただただそこに美味しいものがあって、一緒においしいねといいながら食べる相手がいて
ただただ気ままに時間を過ごせることこそが、幸せの本質のような気がした。

少なくとも、私にとって人生の幸せな瞬間は
誰かと美味しい時間を共有することだということが改めてわかった。


便利で、何でもあって、いつでもどこでも思い通りの生活が送れることが
必ずしもいいものだとは思わない。
もちろん、そんな東京の生活がいいと思う瞬間だってあるけど・・・・・
でも、本当に必要なのは、生きていることを実感して、それを楽しんでいる瞬間だと思う。

思い通りに行かなかったら、たまには回り道して見たら良いよ
電気が無かったら、暗がりに灯るゆらゆらとしたろうそくの明かりに、心を寄せてみるのも良いかもよ

不便だからこそ生まれる、新しい感覚や物事を楽しもう。

私は最近なんだかワクワクしています。
これからの未来に・・・・・



(一番上に載せた写真は、ローズベーカリーの料理番、吉野飛鳥さん宅の様子
暗い中にぼんやりと浮かぶアジサイ・・・・すてきでした。)

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町を知る、軽やかに歩く。



歩くこと

それは、誰もが物心ついた時期から手に入れる
もっとも簡単な移動の手段。
何かに頼るのではなく
自分の体の一部を使って移動すること。

今回、私がパリに行って一番したかったことの一つが
“さして目的も決めずに町を歩く”ことでした。



行ってみたかった、自然史博物館の進化大陳列館へ行こうと、それだけを一応の目的にして

宿泊先の チュイルリー公園近く、サントノレのアパルトマンを出発したのは朝9時頃。
セーヌ右岸の川岸の石畳を、軽快に歩く。

パリに来てから、ずーっと仕事であわただしく、部屋の中での仕込などをしたりしていて
体をしっかり動かすことが無かったので、久しぶりに外の空気を目一杯吸い込みながら
歩いたので、思わず足取りも軽くなる。

川面をすべる朝の透明な空気は、すべての疲れをさらって
新しい感覚を呼び起こす。

歩きながら
マラソンをする人や、犬の散歩をするご婦人や
出勤途中の人々、パンを買った帰りであろう人が、かじりかけのバゲットを小脇に抱え歩いていたり

目の前に広がる、パリの日常がすごく新鮮に目の中に入り込んでくる。
マラソンする人も、犬の散歩をする人も、通勤途中の人々も、パン屋帰りの人も
同じように日本には存在しているのに、その場所がパリというだけで
なぜだかすべての日常は、私の非日常へと変化する。

今までに味わったことの無い感覚だった。

そんな光景にキョロキョロとしながら、サンルイ島へ渡り
日本人観光客がずらりと並ぶ名所を通り過ぎ
ひたすら歩く歩く歩く

左岸へ渡り、少しばかり上り坂になった通りを登ったところにあるパン屋でバゲットを買い
一口かじって小脇に抱えてみた・・・・・・・実は一度やってみたかったの、この行動!

それから、可愛い紙もののお店に寄り道したり、好きな風景を写真に収めたりしながら
一応の目的地へと進んでいく。

パリを歩いてみて面白かったのは、それぞれの区で本当に個性があること
自然史博物館のある辺りは、少し起伏があり、学生が多いせいか気軽に食事ができるような店が多く
cafeの店先で楽しげにしゃべる私と同じくらいの歳の子達がたくさんいた。


博物館以外にも

シェイクスピア書店にどうしても行きたくて行ったものの
なんと!!!不運にも、何かの撮影で書店はお休み・・・・・・・ショック
なので、一気にすべてのやる気が無くなり
仕方ないからと、歩いてアパルトマンに戻ることにして
今度は、シテ島を通ることにした・・・・・

私たちのパリ滞在中に、気温はぐんぐん上昇して
その日は、もう春真っ盛り!と言ってもおかしくないくらいの陽気
やっと訪れつつある春を待ちきれずに、芝生の公園にも、暖かな川辺にも
たくさんの人がのんびりと午後のひとときを楽しんでいる。

それを横目に、ぐんぐんと歩く私
シェイクスピア書店への夢が破れたので、自分を慰めるべくシテ島のカフェで
ベルチオンのアイスクリームを買い、歩きながら食べる。

そのアイスクリームが・・・・・・・・おいしいのだ!!!
私が食べたのは、バニラビーンズがたっぷりと入ったバニラと甘酸っぱくて滑らかなフィグのソルベ

春の陽気に甘くておいしいアイスクリームは、好相性
暖かい日のパリ散歩には、ベルチオンのアイスクリーム・・・・おススメです。


そこから右岸に渡って、マレの方を回ってから帰宅しようと
ひたすら歩いていたら、いつの間にか道に迷う・・・・・・

地図を見ても見ても、まったく場所がわからず
あちこち見渡して、やっとパレロワイヤルとルーブルをさす道の看板を発見して
その道をひたすら歩いたら、なんとかアパルトマンに戻ることができた。

誰かが、“道に迷うのもパリの楽しみの一つ!”ということを言っていた気がするけれど
このときの私は、迷ったことがなぜかうれしくてワクワクしていた。

地図をたどってもたどっても、今自分がどこにいるのかまったくわからなくなっても
なぜかワクワクしていた。
無数に広がる小さな通りは、どこを歩いても私に新しい驚きと発見をくれるから
そんなことに夢中になって迷ったことが、いえいえ迷えたことがなんだか嬉しかったのかも。



歩くことで、どんなガイドブックにも本にも載っていない
自分だけのパリの“好きなところ”をたくさん見つけた。

その場所に入り込んで、そこを知るために必要なのは
ただひたすらに二つの足で、ひたすら歩くことなのだと
このパリ滞在中に改めて確信したこと。

どこにもない、自分だけのマップを、また違うどこかの国でも心の中に作りたい。



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“挨拶”のあたたかさ



人生の中で、自分がすごく貴重な経験をさせていただいている間に
自分にとって大切な人たちが、大変な目にあっている・・・・・
そんな、正反対な時間を過ごす確率なんて
ほんとうに少ないと思う、というか少なくあってほしい、あるいはゼロであってほしい。

けれど
どんなに思ってはいても、予期せぬときにそうなってしまうことはあるのだ。

パリへと飛び立ち、8日後
朝起きて一番に飛び込んできたのは、震災のニュースだった。

あまりにも、その時の自分の状況と、ニュースとがかけ離れすぎていて
事態を飲み込むのに少し時間がかかった。

日に日に報道は加熱し、津波・余震・原発の問題・・・・・・・・・
朝起きるたびに、ぎゅっと心の中心を捕まれるようなニュース

パリにいる私は、何にもできなくて、日本の友人たちのことも心配で
でも、今ここに生きる時間を大切にしようと、仕事後のパリを楽しませていただきました。


パリに来て、一番びっくりしたのは
人々の生活の中に、挨拶の輪がしっかりと根付いていること。

お店に入れば、どこからとも無く“bonjour!”
買い物やお会計の後には、“merci! Aurevoir”
電車やすれ違いに、少しぶつかってしまったりしたら“Pardon”

そのほかにも、いろいろな場面で、何らかの言葉のコミュニケーションがある
日本で生活していると、こんな些細なことを気にしたことが無かったけれど
パリで生活してみて、こんな些細な挨拶がすごく大切なきがしてきた。

悲惨なニュースにぐったりとした頭を抱えて、なんとか元気になろうと
行きたかった自然史博物館へ行くと、鑑賞中の私に、フランス人の博物館関係者が近寄り
“どこから来たの?”と聞く
“日本からだよ”と返す私に、ものすごくびっくりした表情で、すぐさま地震は大丈夫か
家族はぶじなのか・・・・・そんなことを聞きながら、iphoneのニュース画面を見せる。
最後に“日本の復興を僕も心から願うよ!”そんな風に彼は言った。

ここだけではない、さまざまな場所で、いろいろな人に励まされた
もちろん、社交辞令的なこともあるかもしれないけれど、きっとそれだけじゃないよね。
こんなときだからこそ、誰かの一言に励まされることがたくさん・・・・・・・



これは、ふらふら歩いていたメトロの通路で、すばらしい音を響かせていた弦楽三重奏
パリのところどころで出会う、こうした音楽にもものすごく暖かいものをもらえた気がする。

みんな一生懸命だった
そして、何よりみんなが笑顔だった。

いつ、どんなときも、笑顔は忘れずにいよう。


こうして東京戻って
スーパーが空っぽなことにびっくりしつつも
自分にあせりは特にない。

私は健康でぴんぴんしていて、私の家もまったく被害が無かった
日々を生きるだけの最低限のものはしっかりとあるし、大切人たちは皆無事
被災地に対して、自分ができることを少しづつやりながら、感謝して今を生きる。

笑顔で、空を見上げながら。



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