食堂、時々日々のあれこれ・・・・・
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“挨拶”のあたたかさ



人生の中で、自分がすごく貴重な経験をさせていただいている間に
自分にとって大切な人たちが、大変な目にあっている・・・・・
そんな、正反対な時間を過ごす確率なんて
ほんとうに少ないと思う、というか少なくあってほしい、あるいはゼロであってほしい。

けれど
どんなに思ってはいても、予期せぬときにそうなってしまうことはあるのだ。

パリへと飛び立ち、8日後
朝起きて一番に飛び込んできたのは、震災のニュースだった。

あまりにも、その時の自分の状況と、ニュースとがかけ離れすぎていて
事態を飲み込むのに少し時間がかかった。

日に日に報道は加熱し、津波・余震・原発の問題・・・・・・・・・
朝起きるたびに、ぎゅっと心の中心を捕まれるようなニュース

パリにいる私は、何にもできなくて、日本の友人たちのことも心配で
でも、今ここに生きる時間を大切にしようと、仕事後のパリを楽しませていただきました。


パリに来て、一番びっくりしたのは
人々の生活の中に、挨拶の輪がしっかりと根付いていること。

お店に入れば、どこからとも無く“bonjour!”
買い物やお会計の後には、“merci! Aurevoir”
電車やすれ違いに、少しぶつかってしまったりしたら“Pardon”

そのほかにも、いろいろな場面で、何らかの言葉のコミュニケーションがある
日本で生活していると、こんな些細なことを気にしたことが無かったけれど
パリで生活してみて、こんな些細な挨拶がすごく大切なきがしてきた。

悲惨なニュースにぐったりとした頭を抱えて、なんとか元気になろうと
行きたかった自然史博物館へ行くと、鑑賞中の私に、フランス人の博物館関係者が近寄り
“どこから来たの?”と聞く
“日本からだよ”と返す私に、ものすごくびっくりした表情で、すぐさま地震は大丈夫か
家族はぶじなのか・・・・・そんなことを聞きながら、iphoneのニュース画面を見せる。
最後に“日本の復興を僕も心から願うよ!”そんな風に彼は言った。

ここだけではない、さまざまな場所で、いろいろな人に励まされた
もちろん、社交辞令的なこともあるかもしれないけれど、きっとそれだけじゃないよね。
こんなときだからこそ、誰かの一言に励まされることがたくさん・・・・・・・



これは、ふらふら歩いていたメトロの通路で、すばらしい音を響かせていた弦楽三重奏
パリのところどころで出会う、こうした音楽にもものすごく暖かいものをもらえた気がする。

みんな一生懸命だった
そして、何よりみんなが笑顔だった。

いつ、どんなときも、笑顔は忘れずにいよう。


こうして東京戻って
スーパーが空っぽなことにびっくりしつつも
自分にあせりは特にない。

私は健康でぴんぴんしていて、私の家もまったく被害が無かった
日々を生きるだけの最低限のものはしっかりとあるし、大切人たちは皆無事
被災地に対して、自分ができることを少しづつやりながら、感謝して今を生きる。

笑顔で、空を見上げながら。



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