食堂、時々日々のあれこれ・・・・・
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なんちゃって、パリ生活



今日は、ことばのポットラックを聴きに行った。

11日、地震が起きた時、それぞれがそれぞれの時間をすごし
それぞれに違う状況で被災し、この2週間ほど、たくさんの思いを抱えながら過ごされた
詩人・俳人・作家・音楽家の方々の言葉

強く、暖かで、人の営みを感じる
口から音となって広がる言葉は、いつのまにか空間いっぱいになっていた。


話の中に、日本は本当に便利で・・・・・という言葉が良く出てきた。

今までの私ならば、“日本は”というところにあまりぴんと来なかったかもしれない
けれど、今回のパリを経験したので、この言葉がすぐにピン!ときた。

東京には、いつでも何でもすぐに手に届くところにあって
電気もあふれていて、本当に不自由がない。

先日まで行っていたパリでは、夜になればぼんやりとした明かりはそこここに灯るものの
東京のような、ネオン輝く町の景色は無かったし
アパルトマンにあるのも、すべて間接照明のみで
日本のような蛍光灯など存在しなかった。。。
(もちろん、私はパリの生活のすべてを体感したわけではないから
ここに書いたことが真実ではないのかもしれないけれど・・・・・)
日曜日にはほとんどのお店が休みだった

この、日曜日にみんなが休んでいる、という感じがものすごく印象的で良かった。

日本なら、こんなまさに儲かる日に街全体が休むなんて!!
という声がそこかしこから聞こえてきそうだけれど
休日というのは、そもそもみんながお休みする日なのだから、町がシーンと静かになって
“みんなが休んでいます”という空気をかもし出してくれているほうが良い

休みだって言っても
ラスパイユのBIOマルシェは毎週日曜の朝に行われているから
私たちは、朝少し早起きして、のんびり散歩がてら左岸に渡り
休日も営業していたメゾンカイザーで朝ごはんを食べて
のんびりと、ラスパイユ通りへ向かって歩みを進める。

必要な食材を買い込んで
珍しい調味料を物色して
できないフランス語と英語を駆使して、威勢のいい八百屋のねえさんとやり取りをして
ときどき、美味しいにおいに誘われて焼きたてのポテトガレットをハフハフ頬張る
最後に、帰り道酒屋によってランチ用の白ワインを買ったなら
幸せな休日の始まりなのだ。

アパルトマンに戻って
二人でマイペースにランチの準備をして
ゆっくりゆっくり、時間をかけて食事とお酒を楽しむ



この日のランチは、きのこペーストのパスタ!!ハーブどっさり!!!
リーフたっぷりサラダ
ワインは、ミネラリーなアルザスのBIO白ワイン。



ぷふーっとランチで満足した後も
チーズと生ハムをつまみながら、ワインをとろとろと飲む。
手紙を書いたり、ボケーっと窓の外の空を眺めたり
思い思い自由な時間をすごしながら、ただただダラダラと飲んで食べて・・・・・・

もーう、この日曜日の過ごし方が夢のようで
絶対に日本では味わえない、味わったことのない至福の感覚だったなぁ〜
(遠い目でアンニュイな口ぶりで言う私・・・・)

この時間がすごく幸せで、ほかには何にもいらな〜いなんて思うくらい
すごく至福の日曜日だった。

町が静かだから、心もグデンと力が抜けて
完全なる休日モードな私たちだったから、気が向いたら昼寝したりして
本当にグータラ女っていう感じだった。


けれど、本当に幸せな瞬間てこういう当たり前の時間に心から幸せを感じる時なのかも・・・・

ただただそこに美味しいものがあって、一緒においしいねといいながら食べる相手がいて
ただただ気ままに時間を過ごせることこそが、幸せの本質のような気がした。

少なくとも、私にとって人生の幸せな瞬間は
誰かと美味しい時間を共有することだということが改めてわかった。


便利で、何でもあって、いつでもどこでも思い通りの生活が送れることが
必ずしもいいものだとは思わない。
もちろん、そんな東京の生活がいいと思う瞬間だってあるけど・・・・・
でも、本当に必要なのは、生きていることを実感して、それを楽しんでいる瞬間だと思う。

思い通りに行かなかったら、たまには回り道して見たら良いよ
電気が無かったら、暗がりに灯るゆらゆらとしたろうそくの明かりに、心を寄せてみるのも良いかもよ

不便だからこそ生まれる、新しい感覚や物事を楽しもう。

私は最近なんだかワクワクしています。
これからの未来に・・・・・



(一番上に載せた写真は、ローズベーカリーの料理番、吉野飛鳥さん宅の様子
暗い中にぼんやりと浮かぶアジサイ・・・・すてきでした。)

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